やる気の仕組み(1) やる気をなくさずに歩み続けるために

人の心には作業興奮という作用があって何かを始めるとやる気が出てきます。

やり始めることを習慣化出来れば自然に継続出来るようになるとやり始めるまでのストレスが減ります。

やり始めることを習慣化することが最大の山場で後はやり方を最適化していくだけで目標に近づいていけます。

やりたくないという気持ちや目標達成を否定する気持ちはただの言い訳であることが多いので無視してください。

世の中にはよくなる可能性も悪くなる可能性も無限にあります。

よくなる可能性を探すのが継続や目標達成のコツです。

実はやる気、特にやる気のない状態のことですが、これは目標達成を邪魔するだけで病気や体調不良のサインでもない限りは気にする必要はありません。

やる気のなさは無視してやり始めるのが正解です。


何かの希望や願望、あるいは不安や不満があるなら、何か出来ることがあるはずです。

自分が今どういう状態にあるのかネットでも使って調べれば自分がどうありたいのか分かってくると思います。

何かをやりとげたり自分の能力を上げたりするには、うまくいくまでやり続けないといけません。

そのためには「理想は自然な継続」というのがベストな考え方です。

< 関連 >

全体のまとめ 心の優先順位

やる気がなくなる仕組み

集スト被害者の方へ

Structure-of-the-motivation, 2017.8.7, 2021.4.15, 評価(A)

更新履歴

会社への進捗報告(日報)は面倒だが無視出来ない 追加 2021.4.15

計画と記録で最適化 追加 2021.4.15

習慣化する 更新 2021.4.12

続き


目次

はじめに

失敗は教訓、前進したことを評価する
自分を責めるのではなく原因と結果を一例として理解する

理想は自然な継続

やれば出来るから今すぐやろう!
人は今が一番若い、始めるなら今がチャンス!

やる気が出る仕組み
集スト被害者の方へ

やる気がなくなる仕組み
やる気の維持・向上

全体のまとめ 心の優先順位
次は効率を上げる
関連・参考


はじめに


私たちの日々の生活や人生はその時々の自分のやる気に左右されてしまう不安定な部分があります。

人間とはそういう生き物だと思えば、それで納得できる人もいるのでしょう。

しかし、やる気の仕組みは心理学的にかなり分かってきていますので、心理現象としてある程度までコントロールすることができます。

流れにまかせて生きるという生き方もありますが、なるべくなら自分の望んだ生活や人生を送りたい思うのもまた人の性というものでしょう。

ここではやる気の仕組みを簡単にまとめていきます。

より多くの人が、やる気の仕組みを理解することで、やる気をコントロールできるようになり、ひいいては人生をより好ましい方向へコントロールしていけるようになれば幸いです。

やる気のような一般的な分野の話は他に扱っているサイトがたくさんありますので、例によって個々の詳細は各自で確認してください。

同じようなことを書いても仕方ありませんので、このサイトではあまり細かくは書きません。

2017/8/7

何かを頑張っている人へのエールとして、ツイッターにあった『ガンディー 魂の言葉』をいくつか転載しておきます。

「痛々しい前進であっても、この痛みは前向きな喜びだ。

なぜなら、一歩前に踏み出すたびに、わたしたちは少しずつ強くなり、次に進んでいけると確信できるのだから。」

「前進するなら、歴史を繰り返すのではなく、新しい歴史をつくろう。」

この世に生まれて何かを続けていく以上は前進していきたいものです。

2017/10/28

さらに理想的な流れとしては、「継続は力なり」という格言がありますが、ここから「好きこそものの上手なれ」という境地を目指していくのがいいのではないでしょうか。

やっていることの中で何か楽しみを見つけられるようになれば、いつかはその境地にも到達できるかもしれません。

2018.4.29


失敗は教訓、前進したことを評価する


自分を責めるのではなく原因と結果を一例として理解する

失敗したときに感情的に自分を責めても、落ち込むくらいであまり意味はありません。

誰かの人格を責めるのは、口げんかや責任追及などではそれなりに効果があるのですが、感情論に過ぎないことが多いようです。

自分に対して責任を追及しても、自分をやめることはできません。

自分の失敗に対して自分で責任をとるということは、失敗した分を取り戻したり、何かの形で補うことや、失敗を繰り返さないことだろうと思います。

自分の失敗というのは、自分がかかわっていることなので、結果的に自分の責任といえば自分の責任です。

ですが、その結果になる仕組みをひとつ学んだと思えば、教訓となります。

「自分はダメだ」と自分の人格を責めることは、何かをやめる理由くらいにしかなりません。

結果を変えたいのであれば、失敗はその仕組みや状況の結果であって、原因と結果のパターンのひとつくらいと考えて、次に活かしていったほうがいいです。

物事を「いいか悪いか」、「右か左か」などの二者択一で考えてしまうと、悪いほうや楽なほうに流されてしまいがちなので気をつけてください。

どうでもいいことはそれでもいいのですが、大事なことまでそう考えてしまうと学びや進歩というものがなくなって、そこで取り組みが終わってしまいます。

そこで気持ち的な結論が出てしまうからです。

よりよい状態に変えていくには、むしろ最終的な結論は出さずに、次の一手を試し続ける形で物事に取り組んでいったほうがいいです。

いくら失敗しても失敗例を確認できたくらいに考えておいてください。

どんなことでも最終的な目標達成につながっていけばいいのです。

ちなみに大きな目標を持つのもいいと思いますが、結果や今の状態が少しでもよくなれば、それはそれでいいことだと思います。

ダメなのは、現状と理想をくらべて困難さや無力感を自分で増幅させてしまうパターンです。

この考え方はやる気をなくしやすい典型例で、心理的によくありません。

そう考えてしまったらすぐに自分の心の中で否定しておいたほうがいいです。

この意味でもあまりすごい目標を実現することを目指すよりも、今の状態を少しでもよくできたことを自分で評価できるような形のほうが、取り組みを続けやすくなります。

2019.3.7, 2019.5.23

< 関連 >
ネガティブイメージ 無価値だと思うこと 2019.5.23

< 参考 >
デキる人の考え方
こだわったほうが結果をだしやすいルールなど 2019.3.7


理想は自然な継続


やる気をだす対象となることを夢や理想、高い志などとして、自分の気持ちの中で守りながら、迷わずチャレンジし続けるのがいいようです。

今のところの理想としては「これを続ければうまくいくはずだ」と信じて迷うことなくひたすらに、理想や王道とされる取り組み方や創意工夫を続けるのがいいのではないかと思います。

言うなれば無我の境地です。

やること自体を続けるとか止めるとかは一切考えずに、ひたすら目的の実現を目指した行動を続けるのがよさそうです。

これはアントニオ猪木さんが言っていた「迷わず行けよ。

行けばわかるさ。」という心境です。

ちなみに猪木さんの名言として知られているこの言葉ですが、出典は“清沢哲夫(のちの暁烏哲夫)氏の詩「道」”だった可能性が高いようです。

効率を上げたり、よりよい方法を探すのには、試行錯誤を繰り返したり、迷ったりしてもいいのですが、取り組みを続けること自体には迷わないのが理想だと考えられます。

続けている間はずっとPDCAサイクルなどを回して、結果の確認や計画の修正をしていくと効率がよくなります。

計画を修正するときに、やる気が出ない、などとは考えずに続けていくことができるかがポイントになるだろうと思います。

それが分かっていても、やりたくない、やる気が出ないという考え方は、ついつい言い訳にしてしまいがちなので気を付けてください。

それとは別に、人の体には限界があるので、休息が必要なときもあります。

どう考えても体力や集中力が限界に近づいてしまったようなときは、限界を超える前に休んで回復したほうが効率がいいです。

そもそも人の心というのは少しわがままにできているので、誰でもあれやこれやをやらずにすむなら、やらないですませたい、という気持ちは少しは持っているものです。

何をやるにしても、初心者なら「うまくできないからやりたくない」、上級者なら「もうできるからやらなくていい」などといくらでもやらない理由は見つかるものです。

こういう気持ちが出てきてしまうのは仕方ないことですが、それをちゃんと否定できるかどうかで取り組みに対する充実感や達成感が変わってきます。

それを続けることができれば、行く行くは人としての生き方も芯の通ったものに変わっていくだろうと思います。

やりたくないと感じるのは仕方ないことですが、それではダメだと思い直してみてください。

自分がどうするかというのは、突き詰めていくと覚悟の問題になるだろうと思います。

普通にいろいろと考えていくと最後には、何が何でも絶対にゴールを目指すのか、あるいは、完全にすべてをあきらめて止めてしまうのか、という二つの選択肢に絞られてくるだろうと思います。

たとえば朝、目が覚めたら布団を出たくないと感じることが、毎日のようにあるかもしれません。

ここので究極的な選択肢は、「起きて会社や学校に行く」というのと「会社や学校を辞める」という二つに絞られていくはずです。

朝寝坊を理由に会社や学校を辞める訳にもいきませんし、そこえまで積み上げてきた努力も無駄になってしまうのはもったいないですから、朝は眠くても起きて布団から出るということになるはずです。

(※朝起きられないのはだいたいが寝不足が原因なので、夜早く寝るか昼間に仮眠を取るなどするのが簡単な対処法です。

)

その他には、極論せず、目的の完全な達成や完全な放棄のような二者択一の世界にはこだわらず、できる範囲で、できることを続けるという考え方もあります。

こちらは、目的や限界を先に決めないタイプのアプローチで、まずは目の前の課題をクリアできたら次に進んでいこうというやり方です。

目的やその達成方法がはっきり決まっていないものにはこちらの考え方のほうが向いています。

二者択一で考えるときは、目的と実現方法がはっきりしていないと、目的達成したときの達成感などのリアリティやインパクトが弱くなりがちです。

何をやればいいかはっきりしていないと、迷いが生まれやすくなり、目的達成のための動機も弱くなりがちです。

誰かから、よく分からない目的のために頑張れ、と言われたとします。

それを言われた人は、何をどうすればいいのか分からないはずです。

どちらにしても目的に近付いていくには取り組みを続けていくしかありません。

継続が目的達成の必須条件です。

「案ずるよりも生むがやすし」と言いますが、これに当てはめると、「案ずるよりも続けるがやすし」というのが現実のようです。

現実といえば、人がやりたいことには他の人が関わってくることが多いです。

だいたいのことには、自分以外に他にも同じようなことを考えた人がいるものです。

ときには人の知恵や力を借りるというのも大切なことです。

実際に何かを続けていくと、つらいこともあるだろうし、嫌な思いをすることもあるだろうと思います。

すぐにはできそうもないこと、という壁に気がつき困ったりもします。

ですが、何かしらの方法があるだろうと思います。

それがすぐに分からなかったとしても、今はネットもありますし、誰か知っている人がいたり、自分で気づくこともあるだろうと思います。

取り組みがある程度ちゃんとしたものなら、気にせずに続けていったほうが、長い目で見ると得だろうと思います。

明日の自分や世界を変えると思ってひたすら続けてみてください。

2019.2.20, 2019.5.23


やれば出来るから今すぐやろう!


人は今が一番若い、始めるなら今がチャンス!

人は死ぬまでチャレンジを続けることができます。

死ぬまで人生の勝負はつきません。

人は生きている限り、何かをやり遂げるチャンスがあるのです。

それなのに人は色々な理由を考えて、努力や取り組みをやめてしまいがちです。

何かをすることは、何もしないことよりも面倒なことではあるので、単に面倒だというのが一番の理由だということもあるでしょう。

ですが、だいたいはうまくいかないことをきっかけにして、自分がもっともだと思う言い訳を考えて、あきらめることを自分で正当化するようなことをしています。

時間や年齢制限などの限界が決まっているものは仕方ありませんが、それ以外のものは、たいていの場合、取り組みを続けることができます。

それでも、やはり途中で挫折してしまうこともあるでしょう。

人があきらめるまでのパターンというのが分かっているので、紹介しておきます。

< 参考 >
死に至るまでに経験する「あきらめの5段階」の詳細が明らかに 2018.9.28 2018.9.30

死に至るというのは大げさですが、この記事では次のようになっていました。

私の方で簡単な説明を付け加えましたが、少し意味が違っているかもしれないので、詳細は参考に挙げたリンクの記事で確認してください。
  1. 社会からの撤退
    社会に興味を失い引きこもる状態

  2. アパシー(無関心)
    生命維持にすら無関心になる状態

  3. 無為(何もしない)
    思考が混乱しあらゆるやる気がなくなる状態

  4. 心的無動
    暴力にすら反応しない状態

  5. 心の死
    生命維持すらあきらめる状態
これは戦争捕虜が拷問を受けたときの状態を参考にしているようです。

だいたい社会から関心を失い、無気力で自分が生きるための行動すら何もしなくなるようです。

ですが、最後の最後にタバコを吸うという行動をする人が多く、タバコが最期の合図となっていたそうです。

これはどういうことなのでしょうか。

私が思うに、人は最後の最後には、生物として本能的に心地よい状態を望むということなのだろうと思います。

快楽原則が優先されるということですね。

これは人は最後の最後までよりよく生きようとしたということなのではないかと思います。

人はすべてをあきらめ絶望しても、最後にはよりよい状態を求めます。

生きるとは生物に与えられた最大の課題であって、よりよく生きるということが生き物にとっての最大の目標だと言っていいのではないかと思います。

人はあきらめてみても、どんなに強がってみても、結局はよりよく生きたいのでしょう。

そうであれば、元気なうちに、あきらめず、強がらず、よりよく生きられるようにしていったほうがいいだろうと思います。

人がよりよく生きたいというのは普遍的な真実であり人にとっての現実だと言えるでしょう。

そうなれるような行動を続けていくべきです。

何かをしようというときに色々な理由を考えて躊躇してしまうというのはよくあることだろうと思います。

ですが、人は歳をとっていくものです。

1秒毎に終わりに近づいている状態にあります。

この状態で何かをするとなると一番若いのは今現在です。

一番元気で可能性が高いのもたいていの場合は今だろうと思います。

「いつやるの?いまでしょ!」というセリフが流行ったことがありますが、これはとても正しい言葉です。

今はまだやっていないが、あれこれとやれば出来ると思っている人がいたら、なるべく早くやったほうがうまくいきやすいのでおすすめです。

人生というのは何となく生きても、それなりの最期を迎えることができるものだろうとは思います。

ですが、高齢者に人生で何かやり残したことはないかとアンケートをとると、もっと若いうちにあれこれとやっておけばよかった、という答えが返ってきます。

趣味でも仕事でも、もっと色々できたはずだとみんながみんな思うそうです。

< 参考 >
人生で後悔していること、、、7割の老人が同じ回答結果に! 後悔しないためには!?【驚愕】 2016/10/11 2018.11.28

人が歳をとると今よりも若いときにあれをやっておけばよかったと必ず後悔します。

あれをやっておけばよかったというのは、歳をとってもとらなくても誰でも感じるよくある後悔や反省です。

仮定が心理誘導のようになっているので占い師なども使っていそうな理屈ではあります。

ですが、本当のことには違いないので、みさなんもたまにはこれを思い出してみてください。

さらに人が死を間近にしたときに口にする後悔というのもありました。

何かやっておいたほうがいいということが分かると、それではいったい何をするのがいいのかと、ということになるので、考えるときの参考になるだろうと思います。

1.「自分自身に忠実に生きれば良かった」
2.「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
3.「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
4.「友人関係を続けていれば良かった」
5.「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

引用元:知っておきたい日本の仕組み(1)ー(8)NET IB NEWS 初心に帰るお天道様に恥じない生き方

多くの人が、自分の気持ちに素直になって、人生をもっと幸せなものにして、友人ともそれを分かち合いたかったと思うようになるようです。

働きすぎを後悔するあたりは日本人らしいですね。

自分の人生をよりよりもの、幸せなものにするには何をすればいいのでしょうか?

あるいは逆に自分の人生の幸せを邪魔してるものは何なのでしょうか?

みなさんもよく考えてみてはどうでしょうか。

幸せという言葉は概念であって実態がありません。

考える人の解釈次第だという面があります。

概念だけを追求していくと、たぶん宗教とかスピリチュアルな方向になっていくと思います。

あまり深く考えずに、自分の実感でとらえるくらいでいいのではないかと思います。

嘘をなくしていくのがいいというのが上で引用した記事に書いてありました。

意外とそんなものかもしれません。

みえをはったり、人からの評価を気にすることもやめていったほうがいいかもしれません。

やりたいことがたくさん思いついたときは、重要さとか緊急性から優先順位を付けていくと、より具体的に考えられるようになっていきます。

< 関連 >
全体のまとめ 心の優先順位 2018.11.27

< 参考 >
【知らないと損】やっておかないと死ぬ前に後悔すること TOP5 2020/11/04 2020.11.05


やる気が出る仕組み


作業興奮、やる気はやれば自然に出てくる

人は何かを始めると脳が活性化され、始めた事を続けようとする習性があります。

掃除や勉強など、普段は面倒でやりたくないと思っていることでも、やり始めると色々と気になることが思いついたり、より効率的な方法を探すようになったような経験は誰でもあるのではないでしょうか。

これを心理学では作業興奮といい、かなり前から知られているやる気の仕組みのひとつとなっています。

私たちは、自分の心の中にやる気や意欲というある程度独立した機能や状態のようなものがあるかのように考えていますが、実際にあるのは「やりたい・やりたくない」という一次元的な感覚の変化だけなのかもしれません。

何かをやらなかったとき、私たちは「やる気が出なかったからだ」、と考えがちですが、本当は単にやりたくなかっただけだったのではないでしょうか。

< 関連 >
やるかあきらめるか - 体調不良の原因を見極める
病気や慢性疲労症候群など 疲労を回復し疲れにくい体へ 2018.6.29


習慣化する

やりたいことを習慣化すればいいのですが、習慣化には心理学のインキュベートの法則というのがあり21日間続けるとストレスなく自然に続けられることが分かっています。

最初はやらないといけないと思ってもやり始めるまでに「面倒くさい」などと思ってしまい心理的ストレスが加わります。

その最初の山場で努力しないとやり始められなかったのが習慣化することで当たり前のように出来るように変わっていくのです。

たった3週間の我慢でほしいスキルや知識を身に着けたり目的に近づくチャンスが一気に上がっていきます。

人の脳には作業興奮という仕組みがありますので、何かをやり始めてしまえば、その後は自然とやる気が出て来るので続けることができます。

やる気を出す最大のコツは作業興奮状態となるまでのやることです。

やる気を出すためには、やる気そのものを出すというより、いかにして自分をやる気を高める仕組みである作業興奮状態に変えるかということが重要になります。


人の生活のリズムは生活パターンや体内時計などである程度決まっています。

1日あるいは1週間などの生活のリズムの中に習慣として取り組みたいことを組み込んでいければ、やる気のあるなしに関わらず無意識のうちに行動する準備を体が始めるので行動を続けやすくなります。


人には現状維持バイアスという心のかたよりがあります。

ホメオスタシスの一種と考えられていて変化を嫌って慣れた行動を好みます。

現状維持バイアスは変化させることができるので新しい習慣を現状だと覚えこませることが出来ます。

がんばらなくてもいいくらいにハードルを下げてから始めると変化を嫌う現状維持バイアスの影響を減らしながら変化させることが出来ます。

がんばらないと続けられないことはそもそもがんばるのが大変なので続けづらいでのハードルを下げるとかなりやりやすくなります。

下の参考動画で次の4つ方法が説明されていました。

  1. スタートラインを常に引いておく
  2. すぐに始められる準備を整えておく(道具・場所・環境など)

  3. トリガーを作る
  4. きっかけとして場所・時間を計画に組み込んでおく(いつどこでやるか宣言・明示する)

  5. 目標をミニマム化する
  6. 最低限の行動から始める(読書なら1ページ以上読むなど)

  7. 記録して積み上げある
  8. 実績を視覚化して達成感を味わい自信を付ける

< 参考 >
【能力<習慣】良い行いを確実に習慣化する4つの方法


何かをする対象となることの価値や喜び・楽しみを理解する

しようとしていることに価値があったり、そこから喜びや楽しみがえられることを自分で理解することで、やる気を高めることができます。

それをすることに対して、自然とやる気が出てきて、自分からそれをしたいと思えるようになります。

ポジティブな活動やその状態は私たちの心に自然と満足感や充足感を与えます。

この満足感や充足感をすぐに思いだせりるような状態にしておけば、やる気も維持しやすいでしょう。

2018.3.4


自分の価値観や理想など、より高い目的を持つ

理想は高く、目の前の目標は具体的に

愛や平和、夢の実現や人権擁護など、より高い価値観や理想、より高い目的意識を持つと自然と使命感などが生まれ、これがやる気を高めます。

自分ひとりの欲望を叶えるために生きるというのもひとつの生き方ですが、できればより多くの人が喜んでくれるような理想を掲げたほうが使命感が高まりやすくなります。


誰でもやりたくないことや面倒なことはあるでしょうが、より高い目的を実現するためだと自分に言い聞かせることで、やる気も高まり続けやすくなる強い動機となります。

実際にチャレンジしていく目の前の目標はなるべく具体的なほうが努力と結果、活動と成果などが確認しやすくなるのでおすすめです。

やる気を出して何かに取り組むときに、やる気を邪魔してしまうのが、結果や成果がよく分からないときに感じる徒労感です。

こんなことを続けても意味があるのか、などと迷わないようになるべく具体的な目標を自分で決めながら、大きな目標の達成のため、次の目標を設定していくと、やる気も活動も長続きしやすくなります。

2018.3.4, 2018.9.4

< 参考 >
“才能”は、ひらめきの能力と、夢中になる能力にあり 2018.9.4 ひらめきがよりよい目標を決める 2018.9.4


自分の想いは裏切れない

自分が納得できる目標を決める

あれこれともっともらしい大義名分を探し出してきて、いらく理論武装してみても裏切れないのが自分の想いや心の動きなどの直感的な部分です。

状況によって変わりやすい気分的なものではなく、何度も心の底から湧き上がってくるような想いを無視し続けることは難しいだろうと思います。

もしも自分の決めた目標や続けている取り組みに、どうしても違和感を感じるようなら、やる気を傾ける対象や目標が本当に自分の望んでいるものなのか考え直してみることをおすすめします。

一見すると立派な目標であったり、誰もが応援してくれるような夢であっても、本当は他にもっとやるべきことがあったり、しなければならないことから知らず知らずのうちに逃げてしまった結果選んだものかもしれません。

人生に無駄なことはないと言いますが、後からやり直すのは面倒ですし効率も悪いですから、なるべく初めから自分の心に素直になって本当にやりたいことに対してやる気をそそいでいきたいものです。

やりたいことが特に見つからないときは、やりたいことを選ぶための基本的な情報が足りない状態にあるのかもしれません。

そういうときは、情報を集めたり、自分の心を見直してみたりするのがいいかと思います。

それを続けていくと、何をやりたいか、あるいはどういうものを目指したほうがいいのか、といったことが少しずつ絞られてきます。

試しに何かを少しだけ始めてみるのもいいでしょう。

そうやって自分で探していく中で、自分の求める何かが見えてくるのではないかと思います。

やりたいことというのは何もしないと見つかりにくいですし、何もしないで見つけたやりたいことというのは、それほど自分が求めていたものでもなかったということがあります。

今はネットがあるので情報を集めて、やりたいことを探し続けて、色々と試していくうちに、今自分が知っているものの中ではこれが一番いいというものが分かってくると思います。

そこまでしてみつけたやりたいことなら、やる気を出して続けやすいでしょうし、努力さえを続けていけば、自分が求める素敵な何かに近付いていけるはずです。

自分が求めるもののために努力を続けられるということ自体も素敵なことですし、そういう人生を送れることが人にとっての幸せな人生だと言えるのではないでしょうか。

2018.9.4


自己決定による責任感

人は自分の決めたことに対して、責任をもち、矛盾しないようにする習性があります。

義務のような誰かに強制されたようなことではなく、自分で決めたのだからやり遂げようと考えるようになります。

矛盾については、一般的な多くの人が嫌う状態なので、意識的な自己決定がされていなくても避けるようになっています。


矛盾律の活用感

当たり前の話ですが、人には自分が矛盾することを避けようとする習性があります。

これの習性はやる気が出る方向へ活用すると、やる気を維持・向上しやすくなります。

よい部分については、「ここまで頑張ってきたのだからこの状態を維持しよう」などという方向へ考えるようにして、逆に悪い部分については、過去の過ちとして素直に改めるのがよいでしょう。

よいことをしているのにすぐにあきらめてしまったり、悪いことをしているのに、今までやってきたことだから、などとして続けてしまうのはよくありません。


期待感が強いほうがドーパミンが増える

ドーパミンは人のやる気や幸福感を促すホルモンです。

このドーパミンは快楽の強さではなく期待感の強さによって出る量が増えます。

自分によりよいご褒美を用意するよりも、より期待感の強い夢やビジョンを持つ方がやる気や幸福感が高まりやすいということです。

やる気を高めるには報酬よりも報酬から得られる期待感を高める工夫をしたほうが効果的です。
< 参考 >
やる気のもと「ドーパミン」を脳内で増やす4つの方法。“やる気が出ない” は科学的に改善可能。

やる気がなくなる仕組み


やる気がなくなる仕組み

やる気の維持・向上


やる気の維持・向上

全体のまとめ 心の優先順位


全体のまとめ 心の優先順位

次は取り組み方の効率化


次は取り組み方の効率化




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集スト被害者の方へ

私もやる気が出ないときがあります。

猛烈にやる気がなくなり、何もやりたくなくなることもありましたが、今では別に何もないです。

しいて言うなら、朝、少し起きたくない気がするくらいです。(あきらめてすぐに起きますが)

精神医学の世界では躁鬱病や双極性障害の症状に近いですが、集スト被害者の場合は、テク犯で倦怠感を強くさせられている可能性もあります。

これは電磁波で脳へ干渉(外部から偽装情報を送信)し感情や衝動を引き起こす単純なマインドコントロール手法です。

とりあえず、やろうとしていたことをしばらく続けてみてから、やりたくないなどの感覚が自分から出たものか、外部から増幅させられたものかなど、冷静に判断してみてください。

悪いことをするのでなければ、だいたいはやろうとしていたことを続けたほうがいいだろうと思います。

日本人の心は特にネガティブ思考する傾向が強いので、これを重視してしまうと何もできなくなてしまいます。

それが集ストの心理戦でもあるのでスルーがおすすめです。


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参考

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作業をしてて過去の嫌なことばかり思い出す時、かなりストレスがかかったり疲れていることを脳が危険と察知し、過去の記憶をひっくり返して対処法を探し出そうとしてる結果らしいから、嫌なことばかり思い出す時は休んだ方がいい。

2018.8.31
2018.9.3

“才能”は、ひらめきの能力と、夢中になる能力にあり 2018.9.4 ひらめきがよりよい目標を決める 2018.9.4

【続】腸内細菌があなたの性格を決める ⇒人体を対象にした最新研究より。

2017.8.2
 2018.10.12

マインド・コントロールの方法 14種類 2014.2.4 自分との戦いに没頭しすぎて自分の置かれた現実が見えなくならないように注意 2019.2.27


デキる人の考え方

こだわったほうが結果をだしやすいルールなど

ネットでいろいろと説明されているので、使えそうなのを探してみてください。

とりあえず「リクナビNEXTジャーナル」の記事を参考に挙げていますが、分析がやや浅く部分的なものが多いのです。

実際に試すときは、状況によって変わってきますので気を付けてください。

だいたい自分の能力や実績と、集団の信頼関係や協力関係を高めていくと、結果や状況がよくなりやすいようです。

個人の知的な能力は何かやることについてのやり方をたくさん知っていて、よりよいものを選べる力のことです。

集団の能力を合わせた力やブランド力のことです。

ひとりでできることは自分の能力をあげて、みんなでやることは信頼関係を築いていくのがよさそうです。

2019.3.8

デキる人は「失敗し落ち込む自分」からどう回復しているのか? 2017/2/8 2019.3.8

こちらは別のサイト。

効率的に協力を得る方法【すぐにカンタンに実行可能なコツ紹介】 2018/12/20
人から協力を得るには心理的な報酬が大事 2019.3.8

うまくいかないとき

挫折や大失敗には原因があります。

それを知りうまく対処した人は変わり成長することができます。

最後に自分の心を折るのは自分自身なので踏みとどまってください。

挫折はチャンスなので心を折らないように。

完璧主義より改善主義のほうが強いです。

2020.8.11

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更新履歴(続き)

やる気記事(2)の目次をやる気記事(1)に移動 2021.4.12

どうしてもやる気がでないときの無力感や虚無感への対処法 新項目として独立 2021.4.12

やれば出来るから今すぐやろう! 更新 2021.4.12

集スト被害者の方へ 新項目として独立 2021.4.12

導入文が長くなっていたのでまとめに移動 更新 2021.4.12

期待感が強いほうがドーパミンが増える 追加 2021.3.16

なぜやる気がでないのか 更新 2021.3.13

ネガティブイメージ 無価値だと思うこと 更新 2021.3.5

うまくいかないとき | 参考 追加 2020.8.11

ページトップ「集スト被害者の方へ」 更新 2019.5.23

理想は自然な継続 更新 2019.5.23

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